
京都が誇る伝説的バーテンダー
西田 稔
Nishida Minoru
1964年、京都府生まれ。同志社大学にて心理学を専攻し、人の心に寄り添う在り方を学ぶ。
卒業後、バーでのアルバイトをきっかけに、客の声に静かに耳を傾けるバーテンダーという職業に深く魅了され、その道を志す。
キャリアと功績
東京でバーのプロデュースに携わった後、1994年に30歳で京都へ戻り、念願の自店「Bar K6(バー ケイシックス)」をオープン。
K6は京都のバー文化の象徴として知られ、2016年には同店出身の坪倉健児氏(Bar Rocking chair)が世界的なカクテルコンペティション「ワールド・バーテンダー・オブ・ザ・イヤー」で日本人として史上2人目の総合優勝を果たすなど、次世代のトップバーテンダー育成にも大きく寄与している。
現在は、「cave de K」「BAR 薫」の運営に加え、ザ・ホテル青龍 京都清水内の「K36 The Bar & Rooftop」の監修も担当。
常に京都から世界水準のバー文化を発信し続けている。

業界への貢献と国際的評価
・シャンパーニュ委員会公認「シャンパーニュ騎士団」オフィシエ
・イタリア「グラッパの騎士」
・「クリュッグ・アンバサダー」認定
・国内外のウイスキーコンテスト審査員
・高級料亭や飲食店へのドリンクペアリング監修
酒類に関する圧倒的な知識と、美食とのペアリング提案力には定評があり、数々の一流料亭やホテルからの信頼も厚い。
バーカルチャーの枠を超えて、日本の「食と酒」の可能性を押し広げるキーパーソンとして、業界内外に多大な影響を与え続けている。